たたみインテリア
たたみインテリア
昔は畳縁(へり)のデザイン(柄)は位を表すものでした。 では、その順位ですが、、、 一番位の高いヘリは繧繝縁(うんげんべり)というものです。 ひな人形のお雛様、お内裏様が座してる畳の柄です。これは天皇・三宮(皇后・皇太后・太皇太后)・上皇、新仏像に使う縁です。ひし形のデザインです。 次に位が高いへりは高麗縁(こうらいべり)というものです。一般的に紋縁(もんべり)とも言います。 これは親王・摂関・大臣・公卿に使う縁ですが、寺社仏閣、床の間にも使われます。丸い紋のデザインです。 どちらの縁にしても柄を合わせていかないといけないので、結構手間がかかります。寺社仏閣等で見かけた際には、柄が合ってるか見てみるといいと思います。繧繝縁や高麗縁があると格が上なんだなという感じで見ると、その空間自体にも意味が出てくると思います。
東京都大田区大森(平和島) 田中畳店 |